ドイツ法とサービスとの関係
ドイツ法とサービスとの関係
今日は、ドイツの会社のサービスに対するポリシーについて改めて学びました。
笑顔は無料の日本で生まれ育った私としては、ドイツや欧州でのサービスと日本でのサービスとの相違に、落胆することも多かったです。
要は、
『時間の掛けたものにはお金が発生する(チャージする)』
『要求されていないサービスは提供しない』
です。
(後者については、要求されたサービスもしかと提供されてないような気がするときもありますが、、)
ドイツには、何とか法という法律があるようで、
この法律によれば、
毎日5EURを無条件に誰かに上げ続け、それを突然ストップした場合、
5EURを受け取っていた人は、その後の5EURを受け取り続ける権利が発生するそうです。
恐ろしい法律です。
確かに、無料での何らかの価値の提供を続けると、
その作業には時間が発生するわけで、
採算の取れない業務が増え、結局は長時間労働、仕事は忙しいのに利益は上がらない、
といった日本でも多く見かける問題が発生するのかもしれません。
これも、ドイツのワークライフバランスの鍵の一つなのかもしれません。
というわけで、
気を利かせて色々とクライアントとコンタクトするのは良いが、
上記原則は忘れないようにとのことで、新たにドイツのことを学んだ一日でした。
日本人としての気質や気配りは忘れないように留意しつつ、
郷に入れば郷に従えの法則も大事にしていきたいと思います。