弁理士葉隠れ道~欧州・ドイツ篇~

日本と欧州との懸け橋となるべく、慣れない欧州で七転び八起きしながらも欧州のローファーム(特許法律事務所)で何とか励む日本弁理士の日記です。欧州の現状の紹介や、海外での勤務を夢見る方々の参考になれば幸いです。 <免責事項>本ブログは、管理人である私一個人の見解を記載したものであり、内容について管理人の勤務先が責任を負うものではありません。また本ブログの内容は無保証です。ご利用は自己責任でお願いします。ご理解のほどお願いします。 ご意見等はこちらまでお気軽にどうぞ。minmin70707アットマークyahoo

やはり欧州は自己主張の国

 

“主張しなければ何も変わらないが、主張したら結構変わる”のがドイツ

 

“主張しなくても意図を汲んだり評価して変わるものの、必要以上に主張したら逆に煙たがられる”のは大和文化でしょうか。

 

 

身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれではありませんが、特に日本からやってくる後進のためにと、

最近捨て身?で色々と強気で提案してみましたが、

思いのほか、意見が結構取り入れられて驚きました。

こうした背景が、ドイツで新規な提案、発明を生み出す好環境になっているのかもしれません。

 

 

やはりドイツ、欧州は自己主張の国。

黙っていてはどれだけ行動で示しても変化はないようですが、

しっかりと行動しつつ、雇用者にとっても有用な提案をすれば反映されることも多いようです。

 

まだまだ学ぶことばかりですが、日本人としての美徳、おしとやかさも大事にしつつも、

ドイツの美点も吸収していきたいと思います。