翻訳だけで終わらない
今日は、朝からひたすら謝る一日でした。
現在、事務所の窓口、指令塔として、事務所内の各担当者に指示を出し、
各担当者と議論したり、
という仕事を主に担当しています。というか、他に依頼されている仕事もたくさんありますが、量的にこの仕事がどんどん増えています。
この仕事に取り組む上で、
まずは、仲介先の趣旨を完全に相手に伝えるように、
直訳の不自然な日本語や英語にならないように、
担当者(内)やクライアント(外)
ところが、
今日発生した不備は全て、
結局、事務所の外から見れば誰に責任があるのかは関係なく、
事務所から発信される情報が全てです。
また、事が起きた際にお詫びするのも、
よって、情報を受信し、発信する立場に或る以上、
自身を介する情報には全て責任を持たねばなりません。
私を介して伝達される情報には、専門的なものが多く、
私も専門家として、或る程度はその知識を持ち合わせています。
私は、
(a)原文を忠実に再現する=翻訳家としての業務
(b)専門家としての、自身が発信する情報の精査=弁理士としての側面を持つ業務
しかしながら、
今回は、専門家として、弁理士としての(b)が欠けており、
(a)にばかり注力してしまったことが要因であると解析しています。
勿論、
クライアントからすれば、
自身が発信する情報の精査も怠らないように、
ただの翻訳家になってしまわないように、
情報伝達のプロセスに付加価値を加える作業も怠らないように致します。