弁理士葉隠れ道~欧州・ドイツ篇~

日本と欧州との懸け橋となるべく、慣れない欧州で七転び八起きしながらも欧州のローファーム(特許法律事務所)で何とか励む日本弁理士の日記です。欧州の現状の紹介や、海外での勤務を夢見る方々の参考になれば幸いです。 <免責事項>本ブログは、管理人である私一個人の見解を記載したものであり、内容について管理人の勤務先が責任を負うものではありません。また本ブログの内容は無保証です。ご利用は自己責任でお願いします。ご理解のほどお願いします。 ご意見等はこちらまでお気軽にどうぞ。minmin70707アットマークyahoo

業務効率化とミスの相関について

 

最近、色々手を出したことと(自業自得ですが)、夜・早朝の会合、係争事案、休暇前処理等が重なって、

トータルの仕事量が処理能力を超えてしまっております。

 

疲労×多忙×緊急が重なると、経験上、ミスが発生するので、

気を付けていたのですが、それでもミスが発生してしまいました。

 

 

ミスが発生すると、ミスに対する(1)謝罪 (2)原因追究 (3)対策

におわれるので、余計に仕事が増えます。

 

この状態が続くと、

効率低下⇒ミス増加⇒仕事量増加⇒疲弊⇒集中力低下⇒効率低下

と、悪循環になってしまいます。

 

逆に、短時間で生産性の高い仕事を行えば、

効率低下⇒ミス低下⇒仕事量減少⇒リラックス・睡眠時間確保⇒集中力増加⇒効率上昇

と良い循環が生まれます。

 

自分で以前そんな講演をしたことがありますが、

このあたりの効率性をドイツは日本以上に重視するので、

短時間でミスの仕事の少ない仕事をこなせる傾向にあります。

 

単価が高いのが一番の理由ですが、

労働生産性の高さは、仕事量のバランスを図り、上記の良い循環を維持することから生まれます。

 

ということで、週末はゆっくり息抜きしようと思います。