SEO:検索エンジン最適化
いつもご覧くださってありがとうございます。
元々は恩師、故郷の友人への一方的な手紙と、海外で将来働きたい方への情報発信というつもりではじめた当ブログですが、お蔭さまで最近、googleやyahoo等で検索すると上位に出てくるようで、
『もしかしてブログ書いていますか?』と聞かれることが多くなりました。
ブログをはじめて分かった副次的な効果が、
SEO「Search Engine Optimization」つまり「検索エンジン最適化」に関する知見を得られたことです。
私にとっては、ドイツ弁理士もドイツ特許事務所も、欧州特許もヨーロッパ特許も結構似た概念なのですが、
当ブログでは
・ドイツ弁理士>ドイツ特許事務所
・欧州特許>ヨーロッパ特許
といったように、自分の中では似た概念をドイツ弁理士、欧州特許といった一つの言葉で表現しています。
それでは、
・ドイツ弁理士⇒ドイツ特許事務所
・欧州特許⇒ヨーロッパ特許
で検索すると、表示結果が、1頁目⇒3頁目と大きく変化します。
自身の中では同じ概念を表現していても、その表現方法が相違すると同じ概念であっても表示されにくくあります。
SEO対策を考えるのであれば、同じ概念や同じ事柄に関する内容であっても、ドイツ特許、ドイツ特許事務所、ドイツパテントといったように、色んな表現を使うと良さそうです。特に、内容が専門的なだけに、同一概念のデータベースもまだ検索エンジンでは完全にカバーしきれていないのだと思います。
特許明細書と共通しているなと思いました。
同じ発明であっても、たとえば、『円弧状の先端部』といったように、
同じ表現方法しかクレームにも実施形態にも書かれていない場合、「円弧状の」が不明確であると審査官に指摘されたら、あとは図面に頼るしかないです。
逆に、『円弧状の先端部』といった発明の概念を、右からみたり、左からみたり、
色んな観点から観察することで、
『断面積が先端に向けて漸次低減する先端部』
といったように、別の表現で同じ概念を表現することができます。
これにより、例えば、円弧状の表現では理解してくれなかった審査官も納得するかもしれません。
検索エンジンも審査官もまた、同じ言葉であっても、別の概念を想起したり、
別の表現方法で表現されていなければ、同じ概念であると認識することが難しい場合もあります。
SEOに強いサイト作りには、同じ概念を色んな表現で説明し、
強い特許明細書作りにも、同じ概念を色んな表現で説明する
ことが重要のようです。
SEOと発明、面白い共通項を発見しました。