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弁理士葉隠れ道~欧州・ドイツ篇~

日本と欧州との懸け橋となるべく、慣れない欧州で七転び八起きしながらも欧州のローファーム(特許法律事務所)で何とか励む日本弁理士の日記です。欧州の現状の紹介や、海外での勤務を夢見る方々の参考になれば幸いです。 <免責事項>本ブログは、管理人である私一個人の見解を記載したものであり、内容について管理人の勤務先が責任を負うものではありません。また本ブログの内容は無保証です。ご利用は自己責任でお願いします。ご理解のほどお願いします。 ご意見等はこちらまでお気軽にどうぞ。minmin70707アットマークyahoo

【守破離】

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【守破離】とは能を確立した世阿弥の教えであり、柔道、剣道、茶道、華道、歌舞伎等において、修業における段階を示したものです。職人業である弁理士にも共通するものがあります。

 

 

『守』 徹底的に師匠を真似ることで学ぶ。学ぶとは、真似ることであり、正しい型を只管に真似ることが重要です。形から入り形に終わる段階です。この段階では善き師に出会い、ひたすら師匠の型を真似ることが重要です。欧州実務では私はまだ入門生ですが、幸い善き師匠に恵まれたので、完全に理解した上で只管に型を真似、より多くのことを学ぶ段階です。

 

『破』は、真似(学び)ぬいた教えに己の工夫を交え、その技術を発展させること。

 

『離』は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。日本実務ではようやくこの境地に入り、独自の基準で独自の実務プラクティスを試行錯誤しつつ、後進に指導していたところでした。

 

 

武道等に用いられる概念ですが、特許実務や営業だけではなく、

例えば語学の勉強にも同じことが言えそうです。『守』は只管写経、音読。同時通訳の神様と称された某先生も同じ理論を説かれていましたし、数学のそろばんのように、初期段階では正しい型を体化させるまで只管反復練習することが重要のようです。

 

欧州、ドイツの特許実務でも、守、破、離と段階を踏んで成長できるといいです。