さっちザット such that は据え置き
クレームに使われる“A is B such that a is b”のsuch thatには、特有の意味があって、
A is B はあくまで 『a is b のような感じ』であって、
a is bではありません。
例えば、
・AのB部は、aがbとなるような態様で形成される
と日本語で表記されていた 場合、なるような、や、態様の部分がsuch thatとして訳されることが多いです。
よって、クレームからsuch thatを削除してしまうとクレームの意味が変わってしまい、
そのまま特許査定になってしまうと、異議申立や無効訴訟で攻められる要素、修復が難しい要素、となりかねません。
よって、元のクレームにsuch that を含むクレームの補正時には、
such thatは据え置きして他の表現で補正ができないか検討することが重要です。