弁理士葉隠れ道~欧州・ドイツ篇~

日本と欧州との懸け橋となるべく、慣れない欧州で七転び八起きしながらも欧州のローファーム(特許法律事務所)で何とか励む日本弁理士の日記です。欧州の現状の紹介や、海外での勤務を夢見る方々の参考になれば幸いです。 <免責事項>本ブログは、管理人である私一個人の見解を記載したものであり、内容について管理人の勤務先が責任を負うものではありません。また本ブログの内容は無保証です。ご利用は自己責任でお願いします。ご理解のほどお願いします。 ご意見等はこちらまでお気軽にどうぞ。minmin70707アットマークyahoo

防衛産業から知財産業への転身について

ドイツで働く日本弁理士はまだまだ少ないので、
「なぜまたドイツに」と聞かれることも多いのですが、それ以前のキャリアが特殊すぎるので、
「なぜまた防衛省に」⇒南極に行きたかったからです
「なぜまた防衛省から知財業界に」
と意味不明なキャリアのため、お逢いするみなさんに進歩性がありすぎて論理付けができないと言われます。

創造性が高い仕事ということで、弁理士は15歳のときから興味があったのですが、周りに大回りしてこの業界に行きつきました。
『自給率の低い国はミサイルで他国を脅して食料・資源を得ていますが、
知財という資産のある日本は知財という豊かな価値を他国の食料・資源と等価交換することで豊かさを他国に提供しつつ平和的に食料・資源を得ることができる』
ということが一つの理由ですが、発明家(あと医者と伝説の料理人、、)になることが小学生のころの夢だった私としては、
日々、日本から届く発明の権利化や保護に携わることができて楽しい日々であります。