ドイツで働く上での挑戦 第二
欧米社会ではやはり自己主張が必要です。
日本のように、“黙って仕事に専念して結果を出していれば上が評価してくれる”
ということはまずありません。
下手をすれば、実績を出しても黙っていると自身の結果をよいように持っていかれる、
もしくは吾輩のお蔭でそのような実績を出せたのだと勘違いされる(所謂良いとこどり)、 ということすらあり得ます。
一年間ドイツで働いて、最近この事実に気付きました。
このため、自身の実績を認めてもらう上では、
実績に至る過程の努力や仕事内容にストーリー性を持たせ、
結果を数値等で可視化し、自身の貢献をアピールする必要があります。
仕事の実績や組織への貢献を随時、デモンストレーションするスキルが必要です。
そして、こうした経験を通じて、同じく自身の組織を対外的にデモンストレーションするスキルが向上するのだと思います。
(とはいえ、ドイツ人の日本に対する営業は下手というか、全く的を得ていないと思う日々です)