弁理士葉隠れ道~欧州・ドイツ篇~

日本と欧州との懸け橋となるべく、慣れない欧州で七転び八起きしながらも欧州のローファーム(特許法律事務所)で何とか励む日本弁理士の日記です。欧州の現状の紹介や、海外での勤務を夢見る方々の参考になれば幸いです。 <免責事項>本ブログは、管理人である私一個人の見解を記載したものであり、内容について管理人の勤務先が責任を負うものではありません。また本ブログの内容は無保証です。ご利用は自己責任でお願いします。ご理解のほどお願いします。 ご意見等はこちらまでお気軽にどうぞ。minmin70707アットマークyahoo

ペイフォワード。

最近、『日本に住むこと、日本で働くことが夢です』

というドイツ人にお逢いすることが多いです。

一年前、全く正反対の立場で、

日本に居ながら、『ミュンヘンに住むこと、ミュンヘンで働くことが夢です』

と語っていた自分と重なります。

言語、文化等、多くの要素が違えど、

一番の願うところが同じ者同士、一瞬にして意気投合して直ぐに、数年前から親友だったかのように親しくなります。

これもまたドイツでの大きな財産の一つです。

日本に居た際に、英会話の先生や勉強仲間、多くの仲間が心底応援してくれたように、

私も精一杯に、日本語の勉強や自身の経験から出来る助言等をしているところです。

一人また一人と、異国ミュンヘンで親しくなっていた者達が日本に向かって旅発っていくのは少し、 いや非常に寂しくもありますが、

異国ドイツでの生活、仕事をすることの言葉では言い切れない程の価値を知っているだけに、

『日本』を経験し、逆にドイツのことを日本で広め、今度は日本からドイツに羽ばたく人をサポートして欲しいなと願っています。

次につなげる。

私をここに運んでくれた人たちに応えられるように、

私も日本に行くことを5年、10年と夢見続けた人たちを応援したいと思います。