弁理士葉隠れ道~欧州・ドイツ篇~

日本と欧州との懸け橋となるべく、慣れない欧州で七転び八起きしながらも欧州のローファーム(特許法律事務所)で何とか励む日本弁理士の日記です。欧州の現状の紹介や、海外での勤務を夢見る方々の参考になれば幸いです。 <免責事項>本ブログは、管理人である私一個人の見解を記載したものであり、内容について管理人の勤務先が責任を負うものではありません。また本ブログの内容は無保証です。ご利用は自己責任でお願いします。ご理解のほどお願いします。 ご意見等はこちらまでお気軽にどうぞ。minmin70707アットマークyahoo

『1+1を3以上にする要諦』 ~日本人だけではできない、独逸人だけでもできないことを生み出す~

今日は恩師から有難いお言葉を頂きました。

「組織は1+1が2ではだめ、1+1を3にも5にもしなければならない。」と、
10年前に私に説いてくれた方です。
その後もお忙しい中、お時間を取ってくださり、私に多くの知恵を説いてくださりました。今の私があるのも、この恩師のおかげでもあります。

・国の漢字を構成する*口*は国家の土地、*玉*は人。国家は国の領土の中で人が血を代々後生に引き継がれることで成り立っている、そのようにも仰ってくださりました。(要は、所帯を持って子孫を残すことが根本として大事だという意味ですが、、)

・どれだけ良い*生き様*を後生に示すことが出来たかが重要である

とも説いてくださりました。

さて、有難いお話とは、組織として、『1+1を3以上にする要諦』です。
そして、この要諦が、私の現在の立場を活かして、

『日本人だけではできない、独逸人だけでもできないことを生み出す』

ことを具現化できると考えております。


個々の力なんて知れてます。一人で神輿は担げませんが、
人数がいれば女性だけでも担げるようになります。

チームとして一体になって動くことで外部への大きなパワーとなって作用しますね。



✤要諦の第一は、

他の人の話を聴くこと

 聞くではなく、聴くには心が入っているように、相手の立場に立って聴く。

 生理学的に見ても口は一つ、耳は2つ有るということからも、
 話すことよりも聴くことの方が、人間、動物にとって大事な機能であることが伺えます。

✤要諦の第二は、

思いやり。

これは簡単です。自分にされたら嫌なことを他の人にはしない、
若しどこかでそれを見たら、正して行く。


でも、世間を見渡せばシンプルのようで、難しいようです。

多くのビジネス書、ハウツ-本が出回っておりますが、
昨今の本を読み漁るよりも、今でも尚残る古書を読んだ方が、時代が変わっても変わらない知恵が記されており、勉強になるかもしれません。
いつ壊れるやもしれない私の食器棚に入っている本も、千年以上前に書かれた古書が多いです。


要諦の第一、第二は、国には関係せずに大事なことで、
言語の違いはあれど、人としての基本的なことはいずれの国も同じように感じます。


日々要諦を実行し、
『日本人だけではできない、独逸人だけでもできないことを生み出す』
ことで、新しい価値を創造していきたいと思います。