弁理士葉隠れ道~欧州・ドイツ篇~

日本と欧州との懸け橋となるべく、慣れない欧州で七転び八起きしながらも欧州のローファーム(特許法律事務所)で何とか励む日本弁理士の日記です。欧州の現状の紹介や、海外での勤務を夢見る方々の参考になれば幸いです。 <免責事項>本ブログは、管理人である私一個人の見解を記載したものであり、内容について管理人の勤務先が責任を負うものではありません。また本ブログの内容は無保証です。ご利用は自己責任でお願いします。ご理解のほどお願いします。 ご意見等はこちらまでお気軽にどうぞ。minmin70707アットマークyahoo

2016-04-18から1日間の記事一覧

欧州審査基準改訂2014  H部 IV章 2.3 と根拠審決の解析 ~補正要件に影響する改訂事項~

~審査基準 H部 IV章 2.3 ~ 123条(2)の下では、当業者に暗示されている事項を含めて考慮しても、出願された特許明細書に記載されている内容から直接かつ一義的に導き出すことのできない発明の要旨を追加することは認められない。なお、開示事項は、言語で…

欧州の訴訟事情 ~高くても厳しくても遅くてもやはり右肩上がりな欧州特許庁とその背景~

【 世界の特許訴訟動向】 【 EU主要国訴訟動向 ~提訴側及び被提訴側の分野分布~】 ドイツ訴訟動向; (1)機械分野を主要分野(31%)とした 電気電子、化学・製薬の三分野での訴訟が活発 (2)訴訟配分は出願配分に概ね比例 (3)電気電子分野では、ス…