弁理士葉隠れ道~欧州・ドイツ篇~

日本と欧州との懸け橋となるべく、慣れない欧州で七転び八起きしながらも欧州のローファーム(特許法律事務所)で何とか励む日本弁理士の日記です。欧州の現状の紹介や、海外での勤務を夢見る方々の参考になれば幸いです。 <免責事項>本ブログは、管理人である私一個人の見解を記載したものであり、内容について管理人の勤務先が責任を負うものではありません。また本ブログの内容は無保証です。ご利用は自己責任でお願いします。ご理解のほどお願いします。 ご意見等はこちらまでお気軽にどうぞ。minmin70707アットマークyahoo

2016-02-06から1日間の記事一覧

特許権等の欧州圏内での移転と権利行使について

日本の特許法下では、第三者が有している特許権に基づく権利行使を行いたい場合、 当該権利の移転登録を行う、もしくは専用実施権の設定を行う、 の2パターンが存在します。 権利の移転登録の完了に時間を要する場合、専用実施権に基づき権利行使することが…

(概要篇)欧州特許出願とドイツ出願との主な相違事項

欧州特許出願は、28カ国の指定国を指定できることから、多くのエリアで権利化が必要な場合は欧州特許出願が優位ですが、実際に製品の販売流通拠点はドイツのみというケースも多いです。 このため、特に費用削減の観点からドイツ出願を検討される方も多いで…

イタリアの特許番号とドイツの特許番号の変更について

2015年5月18日に施行された規則によってイタリアの特許番号や意匠番号が変更されました。 今後、各イタリア案件についての連絡・年金管理等は新たに付与された番号で行うようにと、イタリア特許庁から指示が出ています。 非常に重要な事務管理事項ですが、欧…

四国弁理士会にて ~ドイツから学ぶ中小企業、地方活性化のカギ~

+前ゼミ+第49回  これは知っておきたい欧州最新情報 ~ 世界有数のマーケットでより良い権利をいち早く取得するために ~

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知的財産セミナーを開催しました

http://www.miyakonojo-nct.ac.jp/~techcen/data/news_topics/20140924/20140924tizaiseminar.html 地域連携テクノセンター及び日本弁理士会九州支部と知的財産セミナーを開催しました 故郷を飛び出た私ですが、外に出たことによってこういうかたちで地元に…